Songs and Colors

歌うように軽やかに、様々な色を身にまとって。

暗闇が見せてくれたもの

本日、友達と「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」に行って来ました!

いや〜、この感動を言葉にすることは難しいけど、何とか伝えたいと思って表現したいと思います☆
でも、まずは「実際に体験してみてください」と言うことにしましょう(笑)

暗闇の中の私たちを導くのは、暗闇のエキスパート…視覚に障害を持つ方です。
まるで見えてるかのように歩き回る足音に、私はひたすら付いて行きました(笑)

白い杖を片手に、視覚以外の感覚をフル活用して、私という存在を解放する。
目が見えないだけで、何故人は素直に優しくなれるのでしょう?

互いの顔もろくに覚えられない状態だったのに、気付けば名前を呼び合い、手を取って導き合う。
それが自然とできてしまう…暗闇の中だから☆

人はいかに視覚に頼っているのか、視覚に惑わされているのか。
最後には、視覚なんていらないんじゃない?みたいな話も出ました(笑)

暗闇の中では、時間も空間も物質さえも溶け合って、でもそれが嬉しくて楽しくて、とても幸せを感じることができました。
そして、イヤというほど「自分」を思い知らされました…でも、それはとてもステキな発見でした♪

私はイベント中「ゆうちゃん」と名乗ってたんですが、気付いたらほとんど先頭に立ってました(爆)
なので、後ろの人たちに注意を促す意味で「段差がある!」とか「○○見つけた!」とか「ゆうちゃん、橋を渡り始めました!」とか言いまくってました。

そのお陰か分からないけど、少し明るい部屋に移動した際にお礼を言われました♪
私は無自覚だったようですが、何かとお世話してたらしいんです☆

更に、私の二の腕をプニプニしながら「この感触、ゆうちゃんだね♪」と言われてしまいました…どうやら、気付かぬうちに腕を掴ませてたようです(汗)

人の顔色が分からないから、私のような人間は素直に行動し、自由に感情を表現することができるんですねぇ。
だから、メチャメチャ癒されたんですねぇ♪

でも、この体験の後は、少しだけ日常の中でも優しくなれるような気がしました。
自分も他人も赦せるような、暖かい気持ちになれました。

「人は普段、優しさを出し惜しみしてるんですねぇ」…私にしては珍しく、気の利いたことも言えました(笑)

だけど、すぐにこの気持ちを忘れてしまうから、来年もまた行こう!と、友達と約束しましたよ♪
えぇ、絶対行きますとも!

暗闇の中では、本当に人の本質・本性が分かっちゃいますよ☆
でもそれは、とてもステキな体験です。
怖がるなんてモッタイナイ!