変わるもの、変わらないもの
先日、声優の鶴ひろみさんのお別れ会の模様を、テレビで放映してました。
子供の頃からなじみのある声優さんが亡くなられると、やっぱりとても淋しく感じます。
私はたぶん、普通の方々より声優さんが好きなので、特に淋しく思うのかもしれません。
何しろ、文字の違いを認識できるようになった幼稚園生の頃には「ハイジの声は、この文字の人がやってる」と分かっていたくらい、声優さんは気になる存在でした。
(声優ではありませんが、宮崎駿の存在も、当時は『文字』として認識してました)
鶴ひろみさんと言えば、私にとっては「みゆき」の鹿島みゆき役とか、「ドラゴンボール」のブルマ役が印象深いんです。
でも、ちょうど去年末くらいから再放送で「ペリーヌ物語」をやっていて、エンディングを観たらペリーヌ役を鶴さんが演られてたのに気付き…そしてその頃、訃報を耳にした訳です。
人は老いて死んでいくものだと分かっていても、やっぱり有名人は違うような気がしちゃいますよね………(>_<)
それに、声優さんって声がお若いし、顔出しされてない方も多いから年齢が分かりにくくて、こういうことがあるとホントにビックリします。
更に、40代や50代の方が亡くなられると、いたたまれない気持ちになります。
有名人の訃報をキッカケに、改めて自分の老いを振り返ったりするのですが、これを素直に「成長」と捉えられるほどの若さはもうないので、苦笑しながら「私も歳取ったんだな~」と自覚するんですけどね。
とは言え、歳を重ねることは哀しいことだとは思いません。
まだまだ青二才との認識はありますが、10代の頃の頑なさは、だ~いぶ無くなってきたかなぁと感じます。
当時は「赦すまじ!忘れまじ!」くらいの勢いで、己に呪いをかけまくっていましたもので…^^;
だから、私にとっては「変わらない」ことより、「変わる」ことの方が楽しいかな。
まだ自分に対して甘やかすことが下手なので、当時の私に向かっても優しい言葉をかけてあげられないけれど。
いつか「そんなに頑張らなくても大丈夫だよ、みんな赦してるよ」って声をかけてあげたいなと思ってます………うん、近い「いつか」に(笑)