Songs and Colors

歌うように軽やかに、様々な色を身にまとって。

身体の都合、心の都合


土曜日は、ころぼっくるの練習日でした。
1月の練習は、センセがインフルエンザにかかってしまって流れちゃったので、実を言うと「歌い初め」だったりするのです。 そういう意味もあって、私はかなり禁断症状が…(笑)
さて、練習曲をどうしようか〜?という話になって、新しい楽譜集から新曲をやってみることにしました。 「星に願いを」と、シューベルトの「野ばら」の2曲。
どちらもアレンジは易しめで、曲の長さも短い方なので、初見でもそれなりに何とかなったし、それなりに何とかハーモニーを紡ぎ出すことができましたが、やはり「歌」としての体裁が整うには、もう少し歌い込む必要がありそうです。
そして今日も、センセから面白い話を聞かせていただきました♪
いつも「歌う時の感覚」の話をいろんな例えで教えてくださるのですが、今日は「おぬしも悪よのぅ…ふっふっふっ♪」の「ふっふっふっ♪」と笑う時の空気が抜ける感じ…というのを実践していたら、何か無性に笑いたくなってしまって、みんなでゲラゲラ笑ってしまいました(爆)
そこで、センセから「笑う」というのも「身体の反応」に過ぎない、理由があって面白いから笑うと思い込んでるけど、実は動物的な現象なのだという話があり、身体の限界と心の自由さのギャップについて、しばらく話し合っていました。
例えば、誰かが持ってる何かを「食べたい」と思った時、人間として生きていくには「食べたい」から人の物を食べてしまうのでは問題なので、「食べない」ようにするための理屈を考えます。 でも、ホントは「食べたい」のに「食べない」と思ってしまうと、心と身体が一致しなくなり、そういう状況が何度も続くと「生きるエネルギー」を失ってくるんだそうです。
だから「食べたい」という要求を否定せず、「後で食べる」「買って食べる」等々、その欲求を満たすためにはどうしたら良いのかを考えていくようにしていけば、心の自由さを失うことなく、身体がそれに応えて活動していける…という話☆
文字にすると分かりにくい例になっちゃいましたが、これって日常的にやっちゃってないかな〜?と反省してしまいました(汗)
歌うことは、「身体の限界」を分かった上で、何とか「心の要求」に応えていくという作業だったりするし、その「心の要求」に応えていかなければ歌にならないし…奥が深いです♪
3月の練習日もやっと決まったので、またまた楽しみが増えました!
☆★☆本日のBGM:星間飛行(ランカ・リー)☆★☆