「怒り」を手放してしまいたい
私は以前、自分の生きるエネルギーを「怒り」の感情から得ていました。
今はたぶん………そうでもない、と思うのですけれど(笑)
つい、そんなことを思い出したのは、時々お会いすることがある萬夕さんのブログを読んだからでした。
アンガーマネジメントという実践方法は聞いたことあるんですが、どうにもしっくりこなくて試したことがなかったのは、何だ、そういうことだったのね~って感じ(笑)
私は怒りを手放したいのであって、怒りを制御したい訳じゃないんでしょうね。
そもそも。
私の中にある「怒り」の感情というのは、その根本を探っていくと、どうやら「悔しさ」から転じて「哀しみ」にたどり着くようなのです。
たまぁ~に「私のこの感情って、どういうところから来ているんだろう」って疑問に思うことがありまして。
そういう時、1つ1つ「悔しいから?」「虚しいから?」「羨ましいから?」「憎いから?」「哀しいから?」と自分に問いかけていくんですが、ビンゴの感情を引き当てた瞬間、心の奥がウニッと動くのが分かるんですね。
ホントにわずかな動きなので、かなり自分に集中していないと分からないかもしれませんが、私はこうやって確認して「そういう感情が自分にはある」と認める(なくすのではなく認めるのがポイント)ことで、今の感情に納得できて、落ち着けるんです。
※落ち着く前に、納得いくまで涙を流すこともよくやります。
何でこんなことやり始めたのか覚えてないんですけど、たぶん何かのキッカケはあったんだろうな~^^;
萬夕さんの言う通り、他人に対して「怒り」を感じる時は、同じ質量のベクトルが自分に向かっていると考えた方が、私としてはスッキリ納得できるんですよね。
人は、理由もなく怒ったりしないと思いますし、その理由を自分が理解して、その時の感情を「そうだったんだね」と認めれば、割と後腐れがない気がします。
だって、怒りも単なるエネルギーですもん。