【一気見】新参者、と感情デトックス
TBSチャンネルで「新参者」の一挙放送をやっていたので、録画しつつ一気に観てしまいました。
連続ドラマはほとんど観ない(というより観られない)私ですが、これは途中から観始めて止められなくなってしまった、数少ないドラマの1つです。
リアルタイムで観ていた当時、原作はあるんだろうなと思ってましたが、東野圭吾さんは全く存じ上げていなかったし、ドラマの作風自体が気に入っていたので、特に原作を読もうとは思いませんでした(そして今も読んでませんwww)。
最後まで観ていたので、当然「犯人」は誰なのか、どういう理由で殺すことになったのか……等々、決して忘れていた訳ではありませんが、それでもやっぱり面白くて、途中でやめることができませんでした^^;
1つの殺人事件があって。
その被害者と、わずかでも接点がある人々の日常生活の中にも「事件」があって。
そんな様々な事件が1つずつ解決する度に、犯人へ一歩ずつ近付いていくような、被害者の想いが少しずつ暴かれていくような、更に混沌としていくような。
人形町という下町を舞台に、都会の中の孤独や哀しみ、嫉妬……それでも人は優しい存在なのだと信じさせてくれるような、そんな普通の人たちの、家族の物語。
「人は誰も嘘をつく」
このフレーズは、物語の冒頭に繰り返し出てきており、この作品のテーマでもあるのでしょう。
人は、何のために嘘をつくのか。
自分を守るため、相手を陥れる(欺く)ため、そして誰かを守るため。
嘘をつくことは、哀しいことなのかもしれない。
だけど相手の想いなんて、私には分かるハズもない。
私のこの想いも、誰にも分かるハズもない。
分かってもらおうと思って、いろいろやっていた訳じゃない。
いつしかドラマを超えて、私自身の物語とリンクして観ていたように思います。
なので、私にしては珍しくドロドロとした感情と向き合っていて、傍目には分かりづらいけれど情緒不安定になってます(笑)
ただ、私の感情を認めてあげられるのは私だけなので、今回はとことん否定しないでいようと思っています。
そんな折、朝からこのブログを読んで、仕事中に号泣しそうになりました^^;
この映画は、劇場で観ました。
エンディングを観ながら、自分の中に何かモヤモヤした感情が残っていることが気になっていたのですが、ここで引用されているブログを読んだ時、一気に納得しました。
そうか、私も悔しかったんだ~~~!(;O;)
ちょっとスッキリして、楽になりました。
多分、もうしばらくこの感情と付き合うことになると思いますが、不安ではなくワクワク感の方が強いのは何故でしょうね(笑)