Songs and Colors

歌うように軽やかに、様々な色を身にまとって。

1月の読書メーター

読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1506ページ
ナイス数:17ナイス

薄紅天女薄紅天女
最後はスッキリ!って感じで読み終えたけど、最初はなかなか物語に入り込めなかったなぁ。阿高の意志みたいなモノが感じ取りにくかったし、かと言って藤太の視点で読み進めるのもどうかと思ったし。苑上の章に入ってからは一挙に話にのめり込んでいけて、後はラストまですんなり読めた。やっぱり、このシリーズは女の子が生き生きと飛び回ってるのが良いね。自分の宿命に振り回されながらも、運命を切り開いていこうとする姿は清々しい。図書館に返す前に、ラストだけ再読しておこうw
読了日:01月26日 著者:荻原 規子



mahoroba (まほろびすと, Vol.1)mahoroba (まほろびすと, Vol.1)
奈良の魅力がたっぷり楽しめる、奈良を愛する人のための雑誌。創刊号は、その意気込みが凝縮され、弾けたように花開いている。美しく力強い写真と、穏やかで愛に満ちた文で綴られた最初の6ページで、私はボロ泣きしてしまったことを告白しておくw それにしても季刊誌だから、次号が非常に待ち遠しい。だけど、このクオリティを届けてもらえるのなら、いくらでも待とう。いや、待ってみせる! 時間をかけて、しっかりと作っていって欲しい。
読了日:01月25日 著者:七尾与史、多田克己、宮家美樹、上村亜古



白鳥異伝白鳥異伝
「空色勾玉」の続編と言えば続編だけど、神代からもっと時代が下った頃のお話。主人公・遠子の、真っ白でまっすぐな生き方がとても気持ち良い。「好きだということは独りにしないということよ」という遠子の言葉に、ハッとせずにいられない私がいた。チャラ男に見える菅流は、ニヤニヤしながらいつもイイとこをさらっていくけど、ホントはとても頼りになるイイ男。前作・狭也と稚羽矢の子孫たちが、このように争い続けているのは心苦しいのだけど…ね。
読了日:01月15日 著者:荻原 規子



空色勾玉空色勾玉
ずっとずっと読みたかったのに、なかなか縁がなくて延び延びになっていたけれど、やっぱり今の私だから読んで良かったのかもしれない。読み終わったばかりで上手く言葉が紡げないけれど、何故この作品を書きたかったのか…何だか分かるような気がする。うん、私もこんな作品を読みたかったし、書きたかったのかもw
読了日:01月11日 著者:荻原 規子



改訂新版 奈良まほろばソムリエ検定 公式テキストブック改訂新版 奈良まほろばソムリエ検定 公式テキストブック
奈良検定、2級どうなるか…? 今年の年末も、またお世話になるテキストだと思います!
読了日:01月08日 著者:網干善教



水蜻蛉の庭 (ビームコミックス)水蜻蛉の庭 (ビームコミックス)
「庭先案内」の続編ではないけど、パラレルワールド的な短編集。独特の世界観を通して、静かに穏やかに優しく死生観が語られる。この人の描く「じーばー」は、ホントに好きだ。私もいつか、こんなババァになれるんだろうかw
読了日:01月03日 著者:須藤 真澄