Songs and Colors

歌うように軽やかに、様々な色を身にまとって。

2010年12月の読書メーター

読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1945ページ


■新フォーチュン・クエスト(17) いざ、聖騎士の塔へ!?<下> (電撃文庫)
クレイもルーミィも、ハラハラドキドキさせてくれるー!(笑) それにしても、クレイ良かったね!まるでパーティの一員になった気分で、ホントにホントに嬉しかった(^^) 次巻はクレイの挑戦の続きじゃなくて、ルーミィ騒動の続きになるのかな? だって話としては、まだちゃんと終わってないんだもんね。あとがきに、何か気になる登場人物の話が載ってたので、これからも見逃せませんな♪
読了日:12月22日 著者:深沢 美潮
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/8945543


■新フォーチュン・クエスト〈16〉いざ、聖騎士の塔へ!?〈上〉 (電撃文庫)
イイ人だけど不運の塊のクレイ、いよいよ聖騎士になるべくチャレンジするのか? こりゃ〜もう、何か起こるのを期待するしかないでしょう! 相変わらずのメンバーだけど、やっぱりフォーチュンは読んでて楽しいなぁ♪ 早く続きを読もうっと!
読了日:12月19日 著者:深沢 美潮
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/8910433


紙魚家崩壊 九つの謎
1話目の「溶けていく」で、北村さんらしからぬと違和感を覚えつつ、読み進めていくうちにそのペースに載せられていく。「白い朝」「蝶」は、北村さんらしい余韻を味わえる作品。千春さんの話は、シリーズ化しても面白いかも。両手が恋をしている女と探偵の話は納得し難い部分もあるけれど、あの世界では不思議と成立しているんだよなぁ。「俺の席」も、ちょっと北村さんらしくない結末。予兆はあったけどね。そして、子供の頃からのカチカチ山のモヤモヤが取れて、拍手喝采を送りたかった「新釈おとぎばなし」。これは、実験小説でもあるなぁ。
読了日:12月17日 著者:北村 薫
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/8873971


■ほおずき地獄―猿若町捕物帳 (幻冬舎文庫)
千蔭様のイメージは私なりにあるんだけど、いつも札でも挟めそうな眉間のしわのことを想像して、思わず笑ってしまう(笑) 多分、相当イイ男だと思うんだけどなぁ。このシリーズを読んでて感じるのは、色鮮やかな小説だなぁということ。着物や街の風景など、様々な匂いとともに目の前に現れる。巴之丞様の芝居は、ぜひとも拝みたいものだ。
読了日:12月13日 著者:近藤 史恵
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/8834714


■…絶句〈下〉 (ハヤカワ文庫JA)
読みながら、昔の自分にタイムスリップした気分。だって、同じトコで泣きそうになって、同じトコでキュンてなって、同じトコで共感して。でも、やっぱし私も大人になったんだな。あの時は納得したような納得しなかったようなラスト、素直に「あぁそうか」って思えちゃったもんね。生きてるって矛盾だらけだっていうの、毎日自覚しながら生きてるもんね。でも、そんな自分が愛おしいと思う。そのことだけは、あの頃の自分と違う点かも。私は、私のことが、大好きだかんねっ!(笑)
読了日:12月10日 著者:新井 素子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/8787103


■…絶句〈上〉 (ハヤカワ文庫JA)
一瞬だけ聴いたラジオドラマが印象的過ぎて、ずっと気になっていた高校時代。本屋で文庫本を見つけて、すぐに購入した大学時代。あの頃は、文体まで新井素子風になってしまうくらい、すんごく感化されてたなぁ(笑) 今読み返すと、いろいろツッコミどころはあるのだけど、素子サンも若かったなぁと感慨深い☆ 当時も気になってたんだけど、一郎の声ってどんな感じなんだろう?声フェチとしては、深みのあるバリトンって表現は聞き捨てならない(笑)
読了日:12月01日 著者:新井 素子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/8680451

☆★☆本日のBGM:ら・ら・ら(大黒摩季)☆★☆