Songs and Colors

歌うように軽やかに、様々な色を身にまとって。

「1人」であること

金曜日、正社員の面接に行って来たのですが、やっぱり私には「派遣」という働き方が合ってるんだな、と改めて自覚させていただきました。 思ってた以上に、派遣社員になってる自分にビックリ(笑)
面接の結果はまだいただいてませんが、スキルではなく「勤務時間」が双方ネックになっていたので、恐らく断られるだろうと思ってます。 一応「考慮する」と先方は言ってましたけど、私の方に納得できない部分があるので…。 まぁ、自分から断っても良かったんですが、今回は一貫して「自分から急いで結論を出さない」ことにしているので、連絡を待つつもりです。
私、転職の数は多い方だと思いますが、そのどれを取っても「今の私」に欠かせない経験だと断言できます。 確かに、喜びよりも苦しみ、哀しみの方が多い毎日だったかもしれませんが、その積み重ねを否定することは、私にはできません。
恐らく、私は想像力が足りないのでしょう。 自分が身をもって体験しなければ、その痛みを知ることができないようです。 痛みを実際に感じることで、その立場に自分が立たされることで、ようやく「反対側の自分」の存在に気付くことができる…人の言葉で理解したつもりになっていても、本当に「知る」ことができない人間なのです。
今まで「何で、私ばっかり…」を呪文のように唱えていましたが、私ではない立場の人間にも、私には計り知れない苦しみや哀しみがあるんだと気付いた時、何か一挙に光が射し込んだように感じたのを覚えています。 自分の苦しみや不安がなくなった訳ではありませんが、ただ「自分だけじゃない」ことが分かっただけで、こんなにも救われる。 こんなにも心が温かくなる。
でも、これは私自身の問題です。 私自身の、心の問題。
人にはそれぞれ、その人なりの問題があるし、その人なりの解決方法もあるでしょう。 人は1人として同じではないのだから、違って当たり前。 むしろ、比べる方がムリな話なんですよね。
人は、1人では生きていけない。 でも、人は、常に「1人」なのです…昔、そう言われた時は全く分からなかったけれど、今は何となく分かるような気がします。
でも、これは私だけの感覚のお話♪
☆★☆本日のBGM:storia(Kalafina)☆★☆