Songs and Colors

歌うように軽やかに、様々な色を身にまとって。

歌舞伎座さよなら公演

土曜日は、大学時代の友達2人と歌舞伎座に行って来ました〜♪
来年の春には解体のため閉鎖されてしまうので、今年はさよなら公演が続いています。
11月は、ご存じ「仮名手本忠臣蔵」です!
昼の部、夜の部を通しで見ると全ストーリーが楽しめる訳ですが、今回は昼の部のみを見てきました。
大学で歌舞伎の授業を取っていたので、その時に通しで2回見に行ってたり、テレビでも何度も見てたりしてるのですが、毎回新しい面白さを発見します♪
それは、同じ役を違う役者が演じることによる違いだったり、少しずつ演出が変わっていたりするためです。
歌舞伎に限らず、長い伝統を受け継ぐ人や物は、決して昔と同じではありません。 昔と変わらないでいるために、時代に合わせて変わる柔軟さが必要なんです。
それでも、歌舞伎座の風情は変わらないでいて欲しいと思っています。 近代的なビルの中の劇場になってしまっても、扉の向こうは異空間であって欲しい。
友達とも話してたんだけど、歌舞伎座で芝居を見たいと足を運ぶのは、新橋演舞場国立劇場では味わえないものを体験したいからなんです。
地下鉄の階段を上った先に現れる、あの威風堂々とした芝居小屋は、その存在だけでワクワクさせてくれました。 中に入った瞬間、ハレの気分になりました♪
通年で興行してる芝居小屋で昔の風情を残してるのは、もう京都の南座だけなのかな…大阪は残ってるかなぁ?