Songs and Colors

歌うように軽やかに、様々な色を身にまとって。

古稀のお祝い

来週は母の誕生日、しかも70歳になるので、何かお祝いでもするか〜と考えていて、弟に電話してみることにしました。
…というのは、普通の家族なら当たり前の光景なのでしょうが、今までの我が家なら大事件になる行動です(笑)
何故なら、母の日等のイベントや両親の誕生日は「祝いたいと思わないから、義理で祝ったりしない」というスタンスだったからです。
今ならば、可哀想な子供だったな〜と思えますが…つい最近までの私は、それを疑問に思わない心境だったんですよね☆
そんな訳で。
別に仲が悪くはないけど、「よっぽどの一大事」じゃなければ連絡を取らなかった弟に、今回電話をしたのですが…多分、今年三回忌だった祖父の葬儀以来の会話です(爆)
母の誕生日を忘れていた弟ですが、お祝いをする話はすぐに承諾しました。 ところが、二人して「お母さんって何が好きだと思う?」と悩んでしまい(汗)
父は「趣味の人」なのに対して、母は「無趣味の人」です。 何か好きなものはあるんでしょうが、自己主張しません。 もしかすると、自分でも分かってないんじゃないと、一緒にいて感じることがあります☆
弟が「親父が食べたいって言ってた、宇都宮の餃子を贈るわ」と言ったので、とりあえずそれで落ち着きました(笑)
当初、一緒に何か贈ろうか〜と言ってましたが、互いに離れて暮らしてることもあって、贈り物は弟に任せて、私は年末の帰省時に父の誕生日と合わせて、何か考えることにしました。
ただ、母の誕生日には必ず電話するという約束はして、割とアッサリ電話は終わりました(笑) まぁ、ちょっとだけ「我が家の餃子」について語り合いましたけどね♪
声はすっかりオッサンになった弟ですが、やっぱり同じ思い出を語れる家族というのは特別な存在なんだなぁと思いました。
私は、大学生の時から親元を離れ、祖父母と一緒に暮らしてたので、祖父母が入院→他界してからずっと一人暮らしということもあり、余計に「懐かしいもの」と感じるのかもしれません。
それでも、時々は「家に縛られてる」ようなイヤな感覚があって、この重荷を放り投げたくなることがあります。 まぁ、以前のように「何で私だけ!」と思わなくなりましたけど…。
お互いに、楽な気持ちで向き合える家族になりつつあるのかなぁ? 上手く言えないけど、明らかに異なる「家族」になってきてると実感しています♪