Songs and Colors

歌うように軽やかに、様々な色を身にまとって。

泣き笑いのお葬式

今日は、近所のおばさんの告別式でした。
祖母と一回り以上も年下なのに親友だった彼女は、よく家に遊びに来てました。 祖母と買い物に行ったり、たまに私も一緒に旅行したり♪
下手な親戚よりも付き合いがあって、祖母が倒れた際には大変お世話になりました。 両親が上京できない中、何とか私が発狂せずに暮らしていけたのは、あのご夫婦のお陰だと本当に感謝しております。
今住んでる家は私の生家なので、近所の方々の大半は顔見知りです。 だから皆さん、おばさんが祖母とどれだけ仲良かったか、私がどれだけお世話になったか、とてもよく知ってます。 でも、いつもは口うるさいと思ってたご近所の方々に、私は見守られているんだなぁと今日はしみじみ思いました。
告別式から出棺までの間、近所のおばさん方と思い出話をしていたのですが、自然と泣きながら笑ってました。 故人が亡くなったことは哀しいけど、故人との思い出を語るのは楽しい…不思議な体験でした。
ふと、祖母が亡くなった時も、近所のおばさん方は泣きながら忍んでくれたことを思い出しました。 あの時は当事者だったので、泣くことも笑うこともできず、1週間後くらいにジワジワと哀しみが込み上げて泣いてました。
そうじゃなくても、人前で泣けない人間だったので、今日こうして皆さんと泣けたのは、自分にとっても衝撃的な出来事でした。
人は必ず死ぬ。 分かってはいても、どこか他人事のような気がしてしまいます。 誰かが亡くなる度、そのことを思い知らされるような、そんな感じ☆ だけど、死ぬことに怯えるのではなく、しっかり生き抜きたい…そう思いました。
おばさんの死は哀しいけど、いろいろなことに感謝しています。 そう思えることは、とても嬉しい。
あちらで、また祖母と遊んでるのかな〜と想像しつつ、ご冥福をお祈り致します。