Songs and Colors

歌うように軽やかに、様々な色を身にまとって。

少しノスタルジック

昨夜の「オーラの泉」を観ていて、美輪さんの言葉が胸に刺さりました。
『自分のことを救えない人間が、他人を救えるハズがない』
↑これ…私のテーマなんですよ(汗) 多分、今生における私の永遠のテーマなんじゃないかと☆
20代前半までは、自分のことが嫌いで、のたうち回って。
今思えば、自分がやってもらいたいことを他人にしてあげて、それが返って来ないから、自分は必要とされてないんじゃないかとか、嫌われてるんじゃないかとか、ウダウダ考えてたような気がします。
ただ、すんごいプライド(自尊心)の固まりなので、それを他人に見破られることを恐れ、ホントの意味で他人に心を打ち明けたことはなかったと思います。 今のように、他人に見られることを前提で「こういう内容」の文章を書くことすらできなかった。
その代わり、「創作」という名の元にいろいろ書き散らしました。 あれは全て私の心の断片であり、叫びであり…命のかけらだった。 あの行為がなければ、私は別の行動で他人(自分も含め)に危害を加えていたでしょう。
だから不思議なことに、今はああゆう「創作」ができません。 恐らく、必要ないからです。 あの、心の奥から湧き出るような感覚が、今の私にはないからです。
でも、自分の心が死んでしまった訳じゃありません。 私の心は生きていて、今も自分の中心で漂っているのを感じます。 そこはとても穏やかで、1番安心する場所なのだと、ここ最近の出来事を通じて知ることができました。
私の心は、私の中で自由に浮かんでいます。 自由…それは「解放」と言った方が近いかもしれません。 それを感じる時、私は自分が1番好きな風景を思い出していることに気付きました。
私の好きな歌、好きな絵、自分の好きなもの…それに触れる時、いつも同じ感覚・風景を感じているんですよね。 それは見たことがないハズなのに、とてもよく知っているんです。 私が大好きな場所、私が還る場所…そんな気がします。
あの空と、あの風と、小高い丘に続くあの草原に逢いたくて、私はずっと何か探しているのかもしれません。